No.5 石碑めぐりのみち
【コース設定】上信電鉄・馬庭駅 ~ 高崎市・光風園前バス停 14.8km 5時間00分
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2018年6月5日 (火) 晴れのち曇り
西山名駅 8:40 ~ 山名八幡宮 9:05 ~ 山上碑及び古墳 9:30-45 ~ 山名城址
~ 金井沢碑 10:40 ~ 根古屋駅 11:00 ~ 高風園 11:40
歩行時間(小休止含む) 3時間00分 行動時間 2時間45分
同行者 単独
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ガイドは馬庭駅スタートになっているが、一つ手前の西山名駅で下車。馬庭から西山名までは何もなくただ田園の中の道とありカットする。
近くの小暮の穴薬師がわからず、一駅歩いて山名八幡宮に参拝してスタートする。ここは子宝の八幡さんで関係ないが、とりあえず今日一日無事にトレッキングが出来るよう参拝する。
神社の裏手からまばらな人家の間を通り、山上碑に向かう。先日、訪ねた多胡碑と、今日行く金井沢碑の三つが、上野三碑(こうずけさんぴ)としてユネスコの記憶遺産に昨年登録されたもの。
かなりの急階段を上って碑に着く。ここもガラス張りの建屋の中に保存されており外から覗くことになる。文字は薄くて読めないが、681年に僧が母親の供養のために建てたもので、完全な形で残されたものとしては日本最古とされている。
すぐ横には古墳があり、中に入ることが出来る。四つん這いなって入らないといけないが貴重な経験が出来た。
少し行くと山名城祉があり立ち寄る。この城は源義家の子孫の山名氏が築城したとのこと。今は何もなく本丸跡に石碑だけが建っている。
さらに金井沢碑に向かって進む。ほとんど山道でクモの巣と小さな虫にまつわりつかれ歩きにくい。
しかし山道には多くの石碑があり、句が刻まれていて、石碑の道たるゆえんである。
金井沢碑は、地方の豪族が先祖の供養と子孫繁栄を願って建てたもので、当時の様子が刻まれた貴重な資料とのこと。これでこのコースの主なところは終了、終点の高風園バス停まで1時間ひたすら歩く。
⇒群馬県No.6「白衣観音をめぐるみち」 へ続く