No.14 風土記のみち
【コース設定】東武・野洲大塚駅 ~ JR小金井駅 17.5km 5時間00分
2019年11月6日 (水) 晴れ
⇒ No.13 麦笛のみち から続く
野洲大塚駅~500mの分岐をスタート 9:50 ~ 大神神社 10:05-15 ~ 下野国庁舎跡11:10 ~ 宮延神社 ~ 蓮華寺 11:55 ~ 琵琶塚古墳 12:40 ~ 台林寺 ~ 摩利支天塚古墳 13:00-20 ~ 古墳資料館 13:25-45 ~ 紫式部の墓 14:00 ~ 下野国分尼寺 14:10-20 ~ お使者橋 14:50
歩行時間(小休止含む) 4時間10分 行動時間 5時間00分
同行者 単独
⇒ No.15 ゆうがおのみち に続く
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今日の3コースの中のハイライト。下野地方の多くの史跡をめぐるトレッキング。
コースは17.5kmもあるが、始点と終点の重複する道を除くと15kmくらいになると計算する。
まずは大神神社(おおみわじんじゃ)を訪れる。1800年前に建立され奈良県の大三輪神社の分霊が祀られている。かつて松尾芭蕉もこの地を訪れて句を残している。
続いて下野国庁後を訪ねる。ここでは「前殿」という建物が復元されている。ただ訪れ人も少ないのか広い前庭は歩きにくいほど草ぼうぼうのありさま。隣には宮延神社がある。
思川を渡り蓮華寺へ。浄土真宗のお寺で立派な建物である。
次の下野国分寺跡へのみちをミスしてかなり行き過ぎてしまう。農家の人に聞きながらルート変更をする。先に摩利支天塚古墳に行き、その後下野国分尼寺に行くことにする。
琵琶塚古墳へは田んぼの中を通り裏口から入る形になる。全長125mもある前方後円墳である。この後行く摩利支天塚塚古墳と共にこの地最大のものである。
案内標識の不案内で先に大林寺というお寺に立ち寄る。そして摩利支天塚に行く。階段を登り着くと頂上部に摩利支天社が建っている。チェックポイントの写真を撮る。
千葉県にはもっと大きいものがあるが、栃木県ではここが最大で国の指定史跡にもなっている。
近くに立派な古墳資料館があり見学、10分ほどの熱心な説明を聞く。
次に紫式部の墓。なんで栃木の地にお墓があるのか不思議です。本来京都にあるものと思っていたが。色々資料を見ても不可思議です。昔の有名人のお墓が全国各地にあるのは良く聞く話です。
次に下野国分尼寺跡地。この辺り一帯は風土記の丘としてよく整備され、防人のみち、資料館などがある。尼寺後地は建物の柱の基石が整然と発掘されて当時の国分尼寺の大きさが想像される。また、公園の中に薄墨桜の大きな古木があり、春には見事に花を咲かし人気のスポットらしい。
ここからこのコースの終点・小金井駅に向かうのであるが、今日はもう一つNo.15のゆうがおのみちに行くために、2kmほど手前のお使者橋を終点とする。
全コース17.5kmがおおよそ15kmくらいになったと思う。